直心影流武具

鹿島神傳直心影流用 木剣【白樫】(総丈99.99cm・柄27.3cm・縦4.24cm ・横3.33cm)、

韜【袋竹刀】(総丈99.99cm、柄27.3cm・袋の部分48.5cm・弦24.24cm)

小太刀【白樫】(総丈78.78cm・柄15.15cm)

形稽古は総べて運びは歩み足(運歩・真歩)で行います。

地稽古は、竹刀稽古用の防具を付け,鬼小手をつけ3尺3寸の竹刀を用い、歩み足にて 行います。一徳齊山田次朗吉傳(150ページ)に記載の剣道観念考に相手を撃破するべき機会(十機)や試合に臨む際に心得べき事(十心)など平日修業の際常に念頭に持して研鑽している。

 

鍛錬用武具◎振棒について

材質は、樫
 形状は、六角、持つ部分は円形
 長さは、大は180cm、小は120cm
 重さは、2kg~12㎏

   目的

(1)阿吽の呼吸を自得することによって、気力を気海丹田に充実させる。
(2)身体を改造し、筋骨を鍛え臂力を強くする。

 

   使い方

仁王立ちになって、両手で振りかぶり、正面に振り下ろす。

1000本を振ることに時間は1時間かかります。数百本を越えたころから、手足にかかる重さは不思議と消失し、ただ阿吽の呼吸のみで振れるようになります。これを体得して武士は戦場での体力の消耗を克服し、なおも戦い続けたものと思われます。

 

 

   鉄刀

   鉄または鋳物などで作った3尺3寸の刀 

   阿吽の呼吸で振り気海丹田を充実させる同時に筋骨を鍛える